早い人は40歳前後から病気

【 なかなかプラスにならない人体 】


私達の身体の機能は ピークを超えたら徐々に機能は落ちて行きます。


いわゆる老化です。

 

今回は 鍛えれば何とかなる場所ではなく鍛えられない所のお話。

人体は案外鍛えられない所の方が多いです。


若いうちは自覚することなく時間が過ぎて行きますが
早い人は40歳前後から病気等で 自覚するようになります。


そのくらいから焦って食べ物に気をつける人も出てきたりしますが実は少し遅いのです。
(完全にダメではありませんが出来れば早い内から気をつけた方が理想)

っと言うのは 落ちて来た機能は 軽度の場合を除いて再度元通りに良くなる事はなかなかありません。


出来る事なら その機能が落ちる前にケアしてあげる事が大事なのです。
(それなのに感覚は若い頃のままなので錯覚してしまう)


例えば 大量にお酒を飲んで肝硬変や肝臓がんになってからでは なかなか元通りにはならないのと同じ。(これは極端な例ですが・・・)


また軽度の場合(消耗した部分)は多少ケアできますが 
すでに老化した分までは 若い頃の様には戻らないのです。


人は 生まれてから大人に成長するまでに出来た身体を保ちつつ 
 亡くなるその日が来るまで頑張るしかないのです。
 
未来は分かりませんが・・・

現代の医学では 人体の部品交換はなかなか難しく
クルマの部品と同じように簡単に交換出来ないもの。


結局の所 普段のマイナス要因をどれだけ減らせるかがポイントなのです。

とは言え いきなりすべてを健康的にしろというのではありません。


その理論を知り その上で自分で出来る事を探せば良いのです。
「そんな小さな事なんて気にしてられないよ!」
っと思考停止してしまうのではなく まずは自分の中で出来る事考えてみませんか?

ジャンクフードは麻薬です

【 ジャンクフードは麻薬です 】

 

これに気がつかないと 依存性から脱却出来ません。

2010年3月に フロリダ州の研究機関が発表した情報によりますと ジャンクフードを食べたときの人間の脳内で ドーパミンD2受容体の減少が認められたそうです。

 

これはコカイン中毒やヘロイン中毒と同じ快感を得ているという事。

 

過去にも「ジャンク好きは中毒なんだ」という風に言われることが

多かったのですが 科学的に証明されたのは衝撃的です。

 

ジャンクフードとは

エネルギー(カロリー)は高いが、
他の栄養素であるビタミンやミネラルや食物繊維があまり含まれない食品のこと。

「お砂糖や脂分の多い食べ物や飲み物、キャンディー、ケーキ、ファーストフード、アルコールのように「不健康」と考えられるもの」

日本で具体的に言うとラーメン、ドーナツ、ハンバーガー、フライドポテト、フライドチキン等のファーストフード類 ポテトチップス・ポップコーン等々のスナック菓子 その他 清涼飲料水等々。

基本的に「炭水化物」「油」「塩」「砂糖」等の組み合わせが多い。

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イギリスでは16歳以下を対象としたテレビ番組内での
ジャンクフードの広告は実質的に禁止

米国ではマクドナルドやキャンベルスープペプシコを含む11の大きな食品販売業者が、12歳以下の子どもに対する、一定の栄養の基準を満たさない食品の広告を、自主規制

コロラド州では既に 炭酸飲料(ソーダ)税を実施

台湾やルーマニアでは ジャンクフードに対し 課税する方針

ブルガリア政府は、全国の学校の食堂や売店からスナック菓子や清涼飲料水を撤去した。

韓国でも既にジャンクフードのTVコマーシャルは 午後5~7時は禁止だそうです。
(ハンバーガーのCMは野菜比率を上げて何とかクリアし一応放送OKにしたらしい)

ハンガリーでは、砂糖や塩分の多い 飲食品に課税する通称 ポテチ税が既に施行

フランスでは砂糖の添加された炭酸飲料に課税する通称ソーダ税が既に施行

またウォルト・ディズニー・カンパニーでさえも2015年から同社が運営するテレビチャンネルやウェブサイトからジャンクフードの広告を排除すると発表しています。

現在アメリカ全体でも 長年検討されてきたジャンクフード税ですが 近年再度課税の方向で検討しているそうです。
またジャンクフードに関わるトランス脂肪酸の使用禁止を昨年決定しました。

特に以下の実験内容が 興味深い 結果です。
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今回の実験で ジャンクフードばかり食べさせていたラットは まず 食べる事が強迫行為となってしまい体重の増加がみられた。  

後にジャンクフードを食べたら足に不快な電気ショックを与える実験には それを受けると分かっていてもジャンクフードを食べ続けた事 を確認。

一方、バランスのとれた健康的なエサを食べたラットは 体重もさほど増加せず、後のジャンクフードに手を出すと与える電気ショックには すぐに適応し ジャンクフードを食べるのを止めた事を確認。

さらに、ジャンクフードばかりだったラットからジャンクフードを取り上げ 健康的な食餌に換えると、肥満ラットはハンストに入り、 2週間ほとんど何も食べようとしない いわゆる自発的飢餓状態となり 中には「自傷行為」までしたラットもいたそうです。
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そう思うと昨今の若者が

「何だかダルイ」「食欲が沸かない」「何だかイライラする」とかはこんな所から来ているのではないでしょうか?

合成甘味料に蟻は集まらない!

合成甘味料は、アリにとって食物と認識されない。

 

いつも言いますが 毒性と栄養価のある無しは また別です。
とはいえ栄養価は間違いなく無いです。
どのくらいの毒性なのかもよく分かっていません。
  

ちなみに 同じカロリーゼロの こんにゃくの
有用性と毒性は大よそ分かっています。


そこが違います。
  

これは合成甘味料の多くが 化学実験中に偶然発見された事も
1つの要因だと思いますし 自然科学の専門家に言わせれば 
砂糖をエネルギーと認識きた種が現在生き残っているからだ・・・とも言われています。
 

そして化学者であっても合成甘味料がどうして甘いのかは
分かっていないそうです。
   

ただ最新の研究結果から合成甘味料でも太る事が明白になってきた以上 
あえて合成甘味料を選択する意味が無い事も事実です。
 
 
また 難しいのは 合成甘味料は工業的に安く大量に
作られる事から多くの化学系企業の影響を受けています。


一説には莫大な資金力で許認可を受けたとも言われるくらい。
本当の安全性は もう少し先になりそうですね。
    

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所さんの目がテン!より】
砂糖のほうに寄り付いたアリは全く離れないのに対し、

甘味料のほうに集まったアリはすぐに去っていくのです。
さらに時間が経つにつれ、甘味料には集まらなくなり、砂糖に人気が集中。

5時間後には、まさに黒山のアリだかり状態となりました。

比較のため、ほとんどカロリーのないコンニャクに、ゆで卵、豚肉、ご飯を並べ、

試してみると、やはりコンニャクにはほとんど寄ってこなかったのです。
http://www.ntv.co.jp/megaten/library/date/10/09/0918.html
 

L-システイン摂取は 糖尿病の原因か?

【 L-システイン摂取は 糖尿病の原因か? 】

 

最近 「しみそばかす」などや「美白」その他「育毛」や「二日酔い」にも
効くという事で昨今 広く持てはやされているL-システインですが
 
  
今回 副作用として糖尿病の原因や

悪化に関わっているのではないか? 


との事が先日発表されました。
   
   
研究を発表したのは 東京大学 大学院 総合文化研究科の
村田昌之教授、医学系研究科の門脇孝教授ら。
  

参考URL
http://www.c.u-tokyo.ac.jp/
 

ポイントは3つ
  
◆細胞外液中のL-システイン濃度増加による膵β細胞のインスリン分泌不全が、PKM2タンパク質(注1)の可逆的な機能阻害により起こっていることを発見しました。

 

◆この発見により、膵β細胞のインスリン分泌不全を伴う糖尿病発症者において、細胞外L-システインの除去やPKM2の機能回復によって症状を緩和できる可能性が示されました。
 
◆L-システインは色素沈着症や二日酔いの緩和を目的として幅広く服用されていますが、無計画な摂取が糖尿病の発症や悪化につながる可能性があることが示されました。
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 簡単に言うと 
1 インスリンとL-システインの関係が分かってきた。
2 原因が分かれば L-システインを除去したりインスリンを作り出す機能を回復したりして糖尿病が軽く出来る可能性も?
3 L-システインは 美白や二日酔い防止等の為に サプリメントやその他 健康食品に多く使われているが 大量に摂取による副作用の可能性が出てきたという事。
まとめると 
 
1 普段からL-システインを摂取している人は
インスリンが出にくくなりがち。 
 
2 インスリンが出にくい為 食欲も減りにくく 糖尿病になりやすい状態に陥りやすいのではないか?いう事。
 
この結果がすべてでは有りません。
しかしこういう結果が出たという事は1つの事実です。
この結果イコール 即 Lシステインが危険という事でもありません。
いつも問題は その量なのです。
 
 
詳しく知りたい方は以下URL参照下さい。
http://www.pnas.org/content/112/10/E1067.abstract
 

(注1)PKM2タンパク質
ホスホエノールピルビン酸をピルビン酸に変換する酵素であるピルビン酸キナーゼの1つです。PKM2タンパク質は四量体を形成することで、活性状態になることが報告されています。